ちょっと苦手意識を持っていた不動産の相続財産に関するところ。
過去問題を解いたところ、こんな感じ。
なんと9割の正答率。
コツは「誰のどの評価について聞いているのか」というところでした。
宅地なのか家屋なのか
宅地は4種類
自用地
自分が自分のために使用している場合や、無償で貸している使用貸借というケースはこれにあたります。
借地権と貸宅地
自分の土地を他人に貸している場合の、他人の借地権。
自用地評価額×借地権割合
一方土地を貸している場合の、自分の宅地に残っているのが貸宅地。
自用地評価額×(1-借地権割合)
この借地権と貸宅地の評価額を足すと自用地評価額となります。
貸家建付地
自分の土地に自分が貸家(アパート等)を建てて他人に貸す場合。
自用地評価額×(1-借地権割合×借家権割合×賃貸割合)
ずっと悩んでいたのは、アンダーラインのところまでは貸宅地の式と同じこと。
家屋のポイントは3つ
自用家屋
これは持ち家というケース。
固定評価額×1.0
として評価されます。
試験上注意するのは、固定評価額が自用地評価額とかってなってることがあります。
貸家
固定評価額×(1-借家権割合×賃貸割合)
過去問上あった選択では、貸家建付地の式に引っかけようとしたような内容がありました。
付属物は70%
建設中の家屋や家屋とは別の庭園や庭石といったものは一律70%
この辺りを抑えておけば、まず得点できそうな感じです。
問題でどの土地の評価を聞いているのか、よく理解したい
宅建取った時もそうだったんですけど「貸借」って借りてるのか貸してるのか混乱してわけわからなくなってました。
なので慎重に問題や選択肢を読み、どの回答をさせたいと思っているのかよく理解して解答しましょう。